最新ニュース
Investing Pro 0
⏰専用のリアルタイムニュースで市場にすばやく対応しましょう 完了

YCC運用見直し、緩和正常化の観点での決定ではない=日銀総裁

経済全般 2023年01月30日 17:09
保存されました。保存したアイテムを参照してください。
この記事はすでにあなたの保存したアイテムに保存されています
 
© Reuters.  1月30日、日銀の黒田東彦総裁(写真)は衆議院予算委員会で、昨年12月に決めたイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用見直しについて、市場機能の改善を

[東京 30日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は30日の衆議院予算委員会で、昨年12月に決めたイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の運用見直しについて、市場機能の改善を図り、金融緩和の持続性を高めるために実施したものだと説明。「金融緩和を正常化していく観点から行ったものではない」と強調した。

階猛委員(立憲民主党・無所属)の質問に答えた。

12月の金融政策決定会合で日銀は長期金利の変動幅拡大を決定。同時に月間の国債買い入れ額を増額した。変動幅拡大の要因となったイールドカーブの歪みはその後も解消していないが「運用の見直しからさほど時間が経っておらず、一連の措置が市場機能に及ぼす影響を評価するにはなお時間を要する」と述べた。

12月の政策修正は、黒田総裁などの日銀幹部が事前に示唆することなく、市場の意表を突く形で決定された。市場では、1月17―18日の決定会合に向けて再度の政策修正への思惑が高まったものの、日銀は長期金利の変動幅を維持した。階議員は、このところ金融政策の一貫性や予測可能性が「全く欠如している」と指摘した。

黒田総裁は、毎回の金融政策決定会合における具体的な対応は「その時々に得られる様々なデータや情報に基づいて経済・物価・金融情勢を詳細に点検し、それらを踏まえて決定される」と指摘。「具体的な議論や決定の内容を先取りするような形で情報発信することは通常行っていない」とコメントした。

(和田崇彦)

YCC運用見直し、緩和正常化の観点での決定ではない=日銀総裁
 

関連記事

意見を投稿する

コメントガイドライン

他のユーザーと交流したり、あなたの見通しを他の人と共有したり、筆者に質問するにはコメントを使うことをお勧めします。

我々みんなが高いレベルの議論を維持するために以下の事を心に留めてください。

  • 会話を豊かにしようとする。
  • 集中し、主題から外れない。論じられたトピックに関することだけを書きこむ。
  • 敬意を示す。否定的な意見も、前向きに相手を思いやった表現に言い換える。
  • 句読点や大文字小文字などは、標準のライティングスタイルを使う。
  • 注意:スパムやコメント内の宣伝のメッセージやリンクは省かれます。
  • 著者や他のユーザーを冒涜、中傷する個人的攻撃は禁じます。
  • 日本語でのコメントのみ許されています。

スパムや乱用の加害者は、サイトから削除され、Investing.comの裁量により今後の登録が禁じます。

あなたの考えをここに書いてください
 
本当にこのチャートを削除しますか
 
投稿する
:にも投稿する
 
添付のチャートを新しいチャートと置き換えますか?
1000
良くないユーザーレポートのために、現在コメントすることができません。このステータスは当社モデレーターが再確認します。
1分待ってから再度コメントしてください。
コメントをありがとうございます。担当者が承認するまでコメントは掲示されません。掲示されるまで少しだけお時間がかかります。
 
本当にこのチャートを削除しますか
 
投稿する
 
添付のチャートを新しいチャートと置き換えますか?
1000
良くないユーザーレポートのために、現在コメントすることができません。このステータスは当社モデレーターが再確認します。
1分待ってから再度コメントしてください。
コメントにチャートを挿入する
ブロックを確認

本当に%USER_NAME%をブロックしたいですか。

ブロックすると、あなたと%USER_NAME%はお互いのInvesting.comへの投稿を見ることができなくなります。

%USER_NAME%は無事ブロックリストに追加されました

この人のブロックを解除したばかりなので、再度ブロックするには48時間待つ必要があります。

このコメントを報告してください

このコメントについて下記のように感じます

コメントに印がつきました

ありがとうございます!

報告は、確認のため管理担当に送られました
Googleアカウントを使用シヨウ
または
メールで登録する