[香港 1日 ロイター] - 香港政府が1日発表した2022年第4・四半期の域内総生産(GDP)は前年比4.2%減と、4四半期連続の減少となった。
海外需要の低迷と金利上昇で輸出と支出が打撃を受けた。
新型コロナウイルスの流行で9.4%のマイナス成長を記録した2020年第2・四半期以降で2番目に大幅な減少となった。
金融機関4社のエコノミスト予想は2.8─3.1%減だった。第3・四半期の改定値は4.6%減。
香港政府は「今年の香港経済は回復する見通しだ」とし、中国の景気回復や隔離措置解除を受けた観光の回復が支援要因になるとの見方を示した。
第4・四半期のGDPは季節調整済み前期比で、ほぼ変わらず。第3・四半期は2.6%減だった。22年のGDPは3.5%縮小した。