[12日 ロイター] - モルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカ(BofA)は、イングランド銀行(BOE、英中央銀行)が11日の会合で金融引き締め策を継続する姿勢を示したことから、中銀が6月の会合で25ベーシスポイント(bp)の追加利上げを決めると予想している。
中銀は11日の会合で政策金利を4.25%から4.50%に引き上げた。
BofAグローバル・リサーチは6月の金利据え置きを見込んでいたが、見通しを修正し、利上げの終着点(ターミナルレート)を4.75%に引き上げた。
モルガン・スタンレーは賃金の伸びが中銀の予想を上回るリスクがあると指摘。中銀は6月に25bpの追加利上げを決め、今回の利上げサイクルはそれで打ち止めになると見込んだ。