[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀は6日、5月のグローバル・サプライチェーン・プレッシャー・インデックス(GSCPI)がマイナス1.71と、4月改定値のマイナス1.35から低下したと発表した。対象としている世界の全地域で平均を下回った。世界的な高インフレの主因であった供給網への圧力が一段と弱まったことを示している。
同指数は2021年12月の4.31をピークに、新型コロナウイルスの影響で生じたサプライチェーン問題が解消されるにつれて低下を続け、2月にはマイナス圏に転じた。これはサプライチェーンの圧力がほぼ解消されたことを示している。