[ラハイナ(米ハワイ州) 17日 ロイター] - バイデン米大統領は17日、山火事で壊滅的な被害を受けたハワイ州マウイ島の復興支援に政府として引き続き確固とした姿勢で臨むと表明した。
ABCの番組「グッドモーニング・アメリカ」で放映された映像の中で、連邦政府は被災地となった観光リゾート地ラハイナにすでに数百人の救急隊員を動員しているほか、数千食の食事、簡易ベッドや毛布などの必需品を送っていると指摘。
「われわれは必要な限り、あなた方と共にある。暗闇、煙と灰の中からすでに希望と力強さの光が見えている」と語った。
また、緊急救援隊員の活動や24時間体制で行方不明者を捜索している捜索隊の活動をたたえた。
バイデン氏は被害状況を視察するため、ジル夫人と共に21日にハワイを訪問する。
8日に発生した山火事の死者は111人に増加。現在も数百人が依然として行方不明となっている。