[北京 17日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)と複数の金融規制当局は17日、不動産部門の資金調達の支援を確実に行うと表明した。地方政府の債務リスクの解消についても協力する意向を示した。
中国証券監督管理委員会は、中銀と金融規制当局の会合後、金融機関が不動産会社の合理的な資金調達ニーズに対応し、不動産会社からの融資の引き揚げを控えると表明。銀行融資、債券、株式を通じた不動産部門への与信を安定させる最近の取り組みに弾みがついていると述べた。
経済成長を支えるため、安定的な信用拡大を促すとも表明。金融機関は地方政府と協力して債務の返済期限延長・切り替え・借り換えを通じて債務リスクを解消すべきだと述べた。