[パリ 8日 ロイター] - フランスのボルヌ首相が8日辞任した。6月の欧州議会議員選挙、パリの夏季五輪開催を控える中での辞任となる。
マクロン大統領は現時点でボルヌ氏の後任を発表していない。
昨年12月に不法移民の規制強化法案が議会で可決され、マクロン大統領にとっては政策面での勝利となる一方、中道連立政権内には亀裂が入る結果となった。その後、政権刷新を巡る憶測が飛び交っていた。
また昨年には、年金改革で支給開始年齢引き上げを受け、フランスでは全国でストが巻き起こり、政権は対応に追われた。