Felix Onuah
[アブジャ 24日 ロイター] - 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は24日、ニジェールに対する制裁を解除すると発表した。
軍政を敷くニジェール、マリ、ブルキナファソは今年1月、ECOWASからの脱退を決定した。ECOWASは、地域統合に影響を及ぼす恐れがある脱退について再考するよう3カ国に促す。
ECOWASは非公開の協議後、国境閉鎖や中央銀行と国家資産の凍結、商取引禁止といった制裁の解除を決定したと明らかにした。
人道的な理由によるものと説明しているが、融和的姿勢を示すことで3カ国に脱退再考を促す狙いがあるとみられる。
「ECOWAS加盟国とその国民が享受している利益を考慮し、この決定を再考するようさらに促す」と発表した。