フジコーは11日、2015年6月期の第3四半期(14年7月-15年3月)決算を発表売上高は前年同期比2.7%増の19.15億円、営業利益は同9.2%増の2.76億円、経常利益は同13.3%増の2.28億円、四半期純利益は同2.1%増の0.57億円だった売上高、各利益ともに、第3四半期としては過去最高額となった
「建設系リサイクル事業」は、受入平均単価の10%向上により受入売上高は前年同期比7.6%増加したまた、廃プラスチック類等の受入売上も新規取引先の増加で堅調に推移しており、同セグメントは会社計画を上回った
なお、15年6月期の通期業績については、売上高が前期比4.4%減の24.22億円、営業利益が同1.4%増の3.60億円、経常利益が同4.7%増の3.10億円、純利益が同38.5%増の1.80億円とする期初計画を据え置いている通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は76.7%となる
フジコーは、廃棄物処理・リサイクル事業を主力に、食品系リサイクルや建設系リサイクルなども手掛ける許可品目の多さや多様な廃棄物の取扱い、最新鋭の処理施設と技術の導入などに強みを持つ建設系廃棄物を原料とした、バイオマス発電にも注力している