■NY金先物 安値:1,275.20ドル 高値:1,318.90ドル 終値:1,294.80ドル 前週末比(騰落率):1.48% ■反発基調が継続、米FOMC受けて上げ幅広げる場面も 反発基調が継続する展開になった。
一時は5月2日の高値水準を上回る場面も見られた。
英国の欧州連合離脱懸念を背景としたリスクオフの流れから、資金の逃避先として安全資産の金が買われた。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて、7月利上げ観測が一段と後退したことも支援に。
■上昇一服を想定、英国EU残留ならリスク資産に資金シフト 想定レンジ:1,260.00~1,300.00ドル 上昇基調の一服を想定する。
とりわけ、英国の欧州連合(EU)残留が決定した場合、リスク資産への資金回帰を背景に、金からは資金流出の動きが見込まれる。
ただ、米国の利上げペースは鈍化との見方が強まる中、中期的な上昇トレンドは崩れないと考える。