【市場反応】米1月雇用統計、労働市場底堅いとの見方、ドル乱高下

発行済 2025-02-07 23:13
更新済 2025-02-07 23:15
© Reuters.
*23:13JST 【市場反応】米1月雇用統計、労働市場底堅いとの見方、ドル乱高下 米労働省が発表した1月雇用統計で失業率は4.0%と、予想外に12月4.1%から低下した。
非農業部門雇用者数は前月比+14.3万人と、12月+30.7万人から予想以上に鈍化し、昨年10月来で最小の伸びとなった。
ただ、過去2カ月分は10万人の上方修正。


平均時給は前月比で+0.5%と、12月+0.3%から予想外に伸び拡大し昨年8月来で最大。
前年比では+4.1%と、予想外に12月と同水準にとどまった。
労働参加率は62.6%と、予想外に62.5%から上昇し、9月来で最高。
不完全雇用率(U6)は7.5%と12月から変わらず。


結果を受けて、米国債相場やドルは乱高下。
雇用者数の伸びが予想以上に鈍化したため一時金利が低下しドル売りが優勢となった。
しかし、賃金の伸びが予想を上回ったほか、昨年の年次改定が想定されていたほど下方修正されず労働市場は底堅いとの見方が強まり、その後、金利は再び上昇。
ドル買いが優勢となった。


ドル・円は151円40銭まで下落後、152円41銭まで上昇。
ユーロ・ドルは1.0410ドルまで上昇後、1.0350ドルへ下落した。
ポンド・ドルは1.2492ドルまで上昇後、1.2422ドルまで下落した。


【経済指標】
・米・1月失業率:4.0%(予想:4.1%、12月:4.1%)
・米・1月非農業部門雇用者数:+14.3万人(予想:+17.5万人、12月:+
30.7万人←+25.6万人)
・米・1月平均時給:前年比+4.1%(予想:+3.8%、12月:+4.1%←+3.9%)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2025 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます