米国株見通し:戻りの鈍い値動きか、貿易摩擦の影響を懸念

発行済 2025-02-10 13:51
更新済 2025-02-10 14:00
© Reuters.
*13:51JST 米国株見通し:戻りの鈍い値動きか、貿易摩擦の影響を懸念 (13時30分現在)

S&P500先物      6,067.00(+17.50)
ナスダック100先物  21,696.25(+105.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は79弗高。
米金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



7日の主要3指数は続落。
序盤にマイナスへ転じると下げ幅を拡大し、ダウは444ドル安の44303ドルで取引を終えた。
この日発表された雇用統計は非農業部門雇用者数は予想外に減少したが、平均時給は上昇、失業率は改善した。
その後のミシガン大学消費者信頼感指数でインフレ懸念が強まり、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ期待は遠のいた。
それを受けた金利高を手がかりに週末に向けた売りが強まり、相場を圧迫した。



本日は戻りの鈍い値動きか。
前週末の強い売りの反動で、買戻しが入りやすい展開となりそうだ。
金利高が抑えられれば好業績のハイテクを中心に相場を押し上げる可能性があろう。
ただ、11日のパウエルFRB議長による議会証言や強弱まちまちと予想される翌12日の消費者物価指数(CPI)を見極めようと、積極的に買いづらい地合いに。
また、トランプ政権の関係国への関税引き上げが注視され、引き続き不透明感による売りも見込まれる。




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