米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買戻しに期待

発行済 2025-03-14 13:45
更新済 2025-03-14 14:00
© Reuters.
*13:45JST 米国株見通し:下げ渋りか、自律反発狙いの買戻しに期待 (13時30分現在)

S&P500先物      5,568.00(+40.50)
ナスダック100先物  19,444.25(+195.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は197ドル高。
米金利の上昇は抑制され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



13日の主要3指数は大幅安。
序盤から下げ幅を拡大し、4日続落のダウは537ドル安の40813ドルと昨年9月以来の安値圏に水準を切り下げた。
この日発表された生産者物価指数(PPI)は予想を下回り、インフレ圧力の低下が顕著になった。
しかし、トランプ政権が欧州連合(EU)に対し米国産ウイスキーへの追加関税撤廃を条件に一部酒類の200%関税を打ち出し、貿易戦争エスカレートへの警戒感から消費を中心に売り優勢の展開となった。



本日は下げ渋りか。
今週発表された経済指標からインフレ率の低下は鮮明になったが、通商摩擦の激化は物価押し上げ要因となり、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げは予想しにくい。
今晩発表のミシガン大学消費者信頼感指数が予想通り前回を下回れば景気の不透明感を深める要因となり、幅広い売りが続く見通し。
ウクライナ停戦に関する合意案をロシアが拒否したことも嫌気される。
ただ、ダウは心理的節目の40000ドルが意識され、自律反発狙いの買戻しが期待される。




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