こんにちは。
フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。
米国では9月の利上げこそ見送られたものの、イエレンFRB議長が年内利上げの可能性を示唆したほか、足元の経済指標も強めであるところから、年内の利上げの是非に注目が集まっています。
そんな中、9月の米国雇用統計発表が発表されますね。
今回の雇用統計発表は、いったいどのような内容になるのでしょうか。
住信SBIネット銀行の「米国雇用統計」レポートでは、前回8月の雇用統計発表後の為替相場がどう反応したのかを振り返ったうえで、今回の発表内容を予想しています。
同レポートによれば、前回は『発表直後は市場予想を下回っていたため102円80銭まで売られましたが、NY株上昇に加え、米10年債利回りが1.54%から1.60%台を回復したことを好感、リスク回避志向が後退する中で、ドル/円は104円32銭まで上昇しました』とのことです。
雇用統計の結果は弱かったものの、『5.0%割れの完全雇用と言われる状況下での就業者数の+15.1万人、3ヶ月平均で+23.2万人は年内利上げの可能性に十分な結果との評価』からドル買いが優勢となったものとみられます。
では、9月の雇用統計のポイントはどうでしょうか。
同レポートでは、『就業者数増が3ヵ月平均で20万人超となれば年内利上げ観測を後押しすることに! 米雇用統計(9月)では非農業部門就業者数が前月比+17.0万人と8月から拡大し、堅調な結果になると予想されています』とのことで『調査週にあたる9月第3週の新規失業保険申請件数が4週平均で25.9万人と8月の26.5万人から減少していることから前回を上回る結果が期待されています』という見解となっています。
今回の雇用統計も目が離せませんね。
上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「米国雇用統計」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 三井智映子