欧米株式市場が堅調、特にイタリア銀行株の上昇などが安心感を誘うことになろう。
昨日は高寄り後に伸び悩んだメガバンクだが、イタリア銀行株上昇を受けて、あらためて資金流入が強まっていくのか注目される。
また、米国での大規模投資が伝わったソフトバンクも、資金負担増は警戒されるものの、目先は高値更新による上値余地の広がりが期待される。
銀行株やソフトバンクなどが揃って強い動きとなれば、市場ムードを明るくさせていこう。
京セラや関西ペイントなどM&Aの動きも多く観測されているが、資金負担増などへの懸念が上値を抑えるか。
出光と昭和シェルの相互出資報道は、事業環境が改善する中で、ややポジティブに捉えられる可能性も。
ほか、ミツミ電機とミネベアの統合に伴う日経平均の入れ替えとして、大塚HDなどを採用候補と刷る向きも。