20日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・ブリヂストンとソフトバンクGが下支え、中小型株物色は活発
・ドル円は113円12銭、じり高、日本株の反転期待で113円台を回復
・ハピネス&D、アカツキ、リアルコムなど6社がストップ高
■ブリヂストンとソフトバンクGが下支え、中小型株物色は活発
日経平均は小幅に下落。
27.32円安の19207.30円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えた。
売り先行の展開となり、19200円を下回って始まった。
17日の米国市場ではNYダウが7営業日続伸となっていたが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の19130円だった。
円相場が1ドル112円台での推移となるなか、幅広い銘柄に売りが先行した。
ただし、米国が祝日で海外勢のフローが限られるなかで商いは膨らまず、下を売り込む流れにもならなかった。
そのため、寄付き直後につけた19115.11円を安値に、その後はじりじりと下げ幅を縮めている。
セクターでは石油石炭、水産農林、その他製品、鉱業、繊維、海運、医薬品が冴えない。
一方でブリヂストン (T:5108)のインパクトからゴム製品が上昇率トップ。
ソフトバンクG (T:9984)のインパクトから情報通信がしっかり。
その他、空運、小売、銀行が小じっかり。
売り優勢の展開となったが、ブリヂストン (T:5108)、ソフトバンクG (T:9984)の上昇が日経平均を下支えする格好となっている。
また、25日線のほか、一目均衡表の雲上限が支持線として機能しており、売り込みづらい状況であろう。
もっとも、週明けの米国市場が祝日で休場になるため、フローが限られていることで方向感が出難い需給状況であろう。
一方で東証2部のほか、マザーズ指数、ジャスダック平均はプラス圏で推移しており、インデックスに振らされ難い個人主体による中小型株にシフトしやすい。
また、ブリヂストンやソフトバンクGが強い動きをみせており、材料等のある銘柄への物色意欲は強い。
日経平均はこう着となろうが、個別対応でFOMC議事録やトランプ政権の政策を待つ格好になりそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は113円12銭、じり高、日本株の反転期待で113円台を回復
20日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり。
日本株の下げ幅縮小で目先の反転を期待したドル買い・円売りに振れた。
ドル・円は、週明けのアジア市場では、前週末海外市場でのリスク回避の動きを背景とした下げを取り戻す展開。
日経平均株価は安寄りしたものの下げ幅を縮小し、ドル売り・円買いは後退した。
その後は小じっかりの値動きで、一時113円19銭まで値を切り上げた。
日経平均株価はマイナス圏で前引けたが、ランチタイムの日経平均先物がプラス圏に切り返しており、日本株の反転を期待したドル買い・円売りの流れに振れている。
ここまでのドル・円の取引レンジは112円79銭から113円19銭、ユーロ・円は119円75銭から120円07銭、ユーロ・ドルは1.0603ドルから1.0633ドルで推移した。
12時00分時点のドル・円は113円12銭、ユーロ・円は120円03銭、ポンド・円は140円41銭、豪ドル・円は86円80銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・ハピネス&D (T:3174)、アカツキ (T:3932)、リアルコム {{|0:}}など6社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・NZ10-12月期生産者物価指数:+1.5%(7-9月期:前期比+1.0%)
・1月貿易収支:-1兆869億円(予想:-6259億円、12月:+6414億円)
・メスター米クリーブランド連銀総裁
「金融政策が生産性向上につながる人的・物的資本投資を大幅に促進できるか非常に懐疑的」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>
・ブリヂストンとソフトバンクGが下支え、中小型株物色は活発
・ドル円は113円12銭、じり高、日本株の反転期待で113円台を回復
・ハピネス&D、アカツキ、リアルコムなど6社がストップ高
■ブリヂストンとソフトバンクGが下支え、中小型株物色は活発
日経平均は小幅に下落。
27.32円安の19207.30円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えた。
売り先行の展開となり、19200円を下回って始まった。
17日の米国市場ではNYダウが7営業日続伸となっていたが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の19130円だった。
円相場が1ドル112円台での推移となるなか、幅広い銘柄に売りが先行した。
ただし、米国が祝日で海外勢のフローが限られるなかで商いは膨らまず、下を売り込む流れにもならなかった。
そのため、寄付き直後につけた19115.11円を安値に、その後はじりじりと下げ幅を縮めている。
セクターでは石油石炭、水産農林、その他製品、鉱業、繊維、海運、医薬品が冴えない。
一方でブリヂストン (T:5108)のインパクトからゴム製品が上昇率トップ。
ソフトバンクG (T:9984)のインパクトから情報通信がしっかり。
その他、空運、小売、銀行が小じっかり。
売り優勢の展開となったが、ブリヂストン (T:5108)、ソフトバンクG (T:9984)の上昇が日経平均を下支えする格好となっている。
また、25日線のほか、一目均衡表の雲上限が支持線として機能しており、売り込みづらい状況であろう。
もっとも、週明けの米国市場が祝日で休場になるため、フローが限られていることで方向感が出難い需給状況であろう。
一方で東証2部のほか、マザーズ指数、ジャスダック平均はプラス圏で推移しており、インデックスに振らされ難い個人主体による中小型株にシフトしやすい。
また、ブリヂストンやソフトバンクGが強い動きをみせており、材料等のある銘柄への物色意欲は強い。
日経平均はこう着となろうが、個別対応でFOMC議事録やトランプ政権の政策を待つ格好になりそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は113円12銭、じり高、日本株の反転期待で113円台を回復
20日午前の東京外為市場では、ドル・円は小じっかり。
日本株の下げ幅縮小で目先の反転を期待したドル買い・円売りに振れた。
ドル・円は、週明けのアジア市場では、前週末海外市場でのリスク回避の動きを背景とした下げを取り戻す展開。
日経平均株価は安寄りしたものの下げ幅を縮小し、ドル売り・円買いは後退した。
その後は小じっかりの値動きで、一時113円19銭まで値を切り上げた。
日経平均株価はマイナス圏で前引けたが、ランチタイムの日経平均先物がプラス圏に切り返しており、日本株の反転を期待したドル買い・円売りの流れに振れている。
ここまでのドル・円の取引レンジは112円79銭から113円19銭、ユーロ・円は119円75銭から120円07銭、ユーロ・ドルは1.0603ドルから1.0633ドルで推移した。
12時00分時点のドル・円は113円12銭、ユーロ・円は120円03銭、ポンド・円は140円41銭、豪ドル・円は86円80銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・ハピネス&D (T:3174)、アカツキ (T:3932)、リアルコム {{|0:}}など6社がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・NZ10-12月期生産者物価指数:+1.5%(7-9月期:前期比+1.0%)
・1月貿易収支:-1兆869億円(予想:-6259億円、12月:+6414億円)
・メスター米クリーブランド連銀総裁
「金融政策が生産性向上につながる人的・物的資本投資を大幅に促進できるか非常に懐疑的」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<SK>