■NY株式:ダウは36ドル安、原油安が相場の重しに
NYダウ ナスダック
終値:20975.78 終値:6120.59
前日比:-36.50 前日比:+17.93
始値:21022.28 始値:6111.82
高値:21046.85 高値:6133.00
安値:20938.04 安値:6107.59
9日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は36.50ドル安の20975.78、ナスダックは17.93ポイント高の6120.59で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、欧州の政治リスクが後退したことが好感され買いが先行。
ハイテク株を中心に買いが広がるも、原油相場の下落で上げ幅を縮小する展開となった。
ナスダックは最高値を更新した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は、決算で利益の通期見通しを引き上げ、大幅上昇。
事務用品小売のオフィスデポ(ODP)や高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)は、決算内容が好感され、堅調推移。
航空大手のアメリカン航空(AAL)は4月実績が好感され、買われた。
一方で、レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は決算で赤字幅が拡大し、大幅下落。
原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は114円台、米金利先高観は後退せず
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円33銭まで上昇後、113円77銭まで反落し、114円02銭で引けた。
米3月JOLT求人件数は予想を上回ったことや、米カンザスシティー地区連銀総裁や米ボストン連銀総裁の発言を意識してドル買いに拍車がかかった。
6月利上げや年内のバランスシート縮小を織り込む動きが広がった。
ただ、北朝鮮の駐英大使が6回目の核実験実施に言及したことから、ドル上昇は一服した。
ユーロ・ドルは、1.0907ドルから1.0864ドルまで下落し、1.0875ドルで引けた。
マクロン仏新大統領の経済政策への懸念が根強く、欧米金利差の拡大観測は後退していないことから、ユーロ売り・ドル買いが強まった。
ユーロ・円は、124円54銭へ上昇後、123円75銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.2903ドルへ下落後、1.2954ドルへ反発。
ドル・スイスは、1.0038フランから1.0091フランへ上昇した。
■NY原油:反落で45.88ドル、リビアの原油生産水準は高止まり
NY原油先物6月限は反落(NYMEX原油6月限終値:45.88 ↓0.55)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比-0.55ドルの45.88ドルで取引を終えた。
リビア産原油の供給増加(生産水準の上昇)の思惑が浮上し、原油先物の上値は再び重くなった。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による減産合意の延長は相場下支えの要因となるが、市場参加者の間では需要増加への期待は高まっていないことから、原油の供給超過状態がすみやかに解消されることは難しいとの見方が依然として多い。
チャート上では200日移動平均(49.03ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.98ドル +0.02ドル(+0.08%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.83ドル -0.19ドル(-0.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)223.76ドル -1.27ドル(-0.56%)
インテル(INTC) 36.37ドル -0.17ドル(-0.47%)
アップル(AAPL) 153.99ドル +0.98ドル(+0.64%)
アルファベット(GOOG) 932.17ドル -2.13ドル(-0.23%)
フェイスブック(FB) 150.48ドル -0.58ドル(-0.38%)
キャタピラー(CAT) 99.29ドル -0.08ドル(-0.08%)
アルコア(AA) 30.82ドル -0.20ドル(-0.64%)
ウォルマート(WMT) 76.72ドル +0.60ドル(+0.79%)
スプリント(S) 7.90ドル +0.14ドル(+1.80%)
NYダウ ナスダック
終値:20975.78 終値:6120.59
前日比:-36.50 前日比:+17.93
始値:21022.28 始値:6111.82
高値:21046.85 高値:6133.00
安値:20938.04 安値:6107.59
9日の米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は36.50ドル安の20975.78、ナスダックは17.93ポイント高の6120.59で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、欧州の政治リスクが後退したことが好感され買いが先行。
ハイテク株を中心に買いが広がるも、原油相場の下落で上げ幅を縮小する展開となった。
ナスダックは最高値を更新した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや消費者・サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。
製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は、決算で利益の通期見通しを引き上げ、大幅上昇。
事務用品小売のオフィスデポ(ODP)や高級ホテルのマリオット・インターナショナル(MAR)は、決算内容が好感され、堅調推移。
航空大手のアメリカン航空(AAL)は4月実績が好感され、買われた。
一方で、レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は決算で赤字幅が拡大し、大幅下落。
原油相場の下落でチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移となった。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)はマーケット終了後に1-3月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。
時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は114円台、米金利先高観は後退せず
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円33銭まで上昇後、113円77銭まで反落し、114円02銭で引けた。
米3月JOLT求人件数は予想を上回ったことや、米カンザスシティー地区連銀総裁や米ボストン連銀総裁の発言を意識してドル買いに拍車がかかった。
6月利上げや年内のバランスシート縮小を織り込む動きが広がった。
ただ、北朝鮮の駐英大使が6回目の核実験実施に言及したことから、ドル上昇は一服した。
ユーロ・ドルは、1.0907ドルから1.0864ドルまで下落し、1.0875ドルで引けた。
マクロン仏新大統領の経済政策への懸念が根強く、欧米金利差の拡大観測は後退していないことから、ユーロ売り・ドル買いが強まった。
ユーロ・円は、124円54銭へ上昇後、123円75銭へ反落した。
ポンド・ドルは、1.2903ドルへ下落後、1.2954ドルへ反発。
ドル・スイスは、1.0038フランから1.0091フランへ上昇した。
■NY原油:反落で45.88ドル、リビアの原油生産水準は高止まり
NY原油先物6月限は反落(NYMEX原油6月限終値:45.88 ↓0.55)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比-0.55ドルの45.88ドルで取引を終えた。
リビア産原油の供給増加(生産水準の上昇)の思惑が浮上し、原油先物の上値は再び重くなった。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による減産合意の延長は相場下支えの要因となるが、市場参加者の間では需要増加への期待は高まっていないことから、原油の供給超過状態がすみやかに解消されることは難しいとの見方が依然として多い。
チャート上では200日移動平均(49.03ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.98ドル +0.02ドル(+0.08%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.83ドル -0.19ドル(-0.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)223.76ドル -1.27ドル(-0.56%)
インテル(INTC) 36.37ドル -0.17ドル(-0.47%)
アップル(AAPL) 153.99ドル +0.98ドル(+0.64%)
アルファベット(GOOG) 932.17ドル -2.13ドル(-0.23%)
フェイスブック(FB) 150.48ドル -0.58ドル(-0.38%)
キャタピラー(CAT) 99.29ドル -0.08ドル(-0.08%)
アルコア(AA) 30.82ドル -0.20ドル(-0.64%)
ウォルマート(WMT) 76.72ドル +0.60ドル(+0.79%)
スプリント(S) 7.90ドル +0.14ドル(+1.80%)