■新・中期経営計画2021
1. 新・中期経営計画の概要
ワールドホールディングス (T:2429)は2021年までの新・中期経営計画を発表した。
最終年度となる2021年12月期の経営数値目標としては、売上高で2,000億円(2016年12月期比2.1倍増)、営業利益で100億円(同35%増)、ROE20%以上(2016年12月期実績33.5%)、自己資本比率20%以上(同19.4%)を掲げ、成長投資(M&A資金)として100億円を見込んでいる。
最終年度の売上高内訳を見ると、人材・教育ビジネスで2016年12月期比96.4%増、不動産ビジネスで同124.8%増、情報通信ビジネスで106.7%増と主力3事業ともに5年間で約2倍の事業規模に拡大する計画となっている。
営業利益率は5.0%とやや保守的に想定しているが、売上規模が計画通りとなればスケールメリットにより6〜7%の水準は達成可能と見られる。
また、M&Aの対象としては、既存ビジネスの周辺領域とし、既存ビジネスとのシナジー効果をはかる。
中期経営計画の基本戦略として、中期計画前半では主力3事業を適正規模まで最適な利益パフォーマンスを追求しながら拡大し、後半で主力事業の周辺領域へと進出を図り、更なる成長を目指していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
1. 新・中期経営計画の概要
ワールドホールディングス (T:2429)は2021年までの新・中期経営計画を発表した。
最終年度となる2021年12月期の経営数値目標としては、売上高で2,000億円(2016年12月期比2.1倍増)、営業利益で100億円(同35%増)、ROE20%以上(2016年12月期実績33.5%)、自己資本比率20%以上(同19.4%)を掲げ、成長投資(M&A資金)として100億円を見込んでいる。
最終年度の売上高内訳を見ると、人材・教育ビジネスで2016年12月期比96.4%増、不動産ビジネスで同124.8%増、情報通信ビジネスで106.7%増と主力3事業ともに5年間で約2倍の事業規模に拡大する計画となっている。
営業利益率は5.0%とやや保守的に想定しているが、売上規模が計画通りとなればスケールメリットにより6〜7%の水準は達成可能と見られる。
また、M&Aの対象としては、既存ビジネスの周辺領域とし、既存ビジネスとのシナジー効果をはかる。
中期経営計画の基本戦略として、中期計画前半では主力3事業を適正規模まで最適な利益パフォーマンスを追求しながら拡大し、後半で主力事業の周辺領域へと進出を図り、更なる成長を目指していく方針となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)