日経平均は小幅に続落。
1.99円安の19736.72円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。
引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりが警戒されるものの、日経平均は前日に一時300円を超える下落となった反動もあり、朝方は小幅に上昇して始まった。
しかし、寄付き直後に付けた19829.88円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開のなか、前引けにかけてじりじりと上げ幅を縮めており、結局下げに転じている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。
セクターでは、石油石炭、非鉄金属、化学が上昇する半面、保険、銀行、建設、証券が下落。
日経平均は自律反発をみせて始まったが、結局は前日終値を挟んでの攻防となっている。
もっとも、決算発表がピークを迎えているほか、連休前であるため、積極的な参加者は限られており、想定内のこう着といったところであろう。
とはいえ、資生堂 (T:4911)が強い動きをみせるなど、決算評価の流れもあるため、地合いはそれ程悪くないとみられる。
北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなるが、内需・ディフェンシブ系の好業績銘柄などには、物色資金が流入しやすいだろう。
(村瀬智一)
1.99円安の19736.72円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えた。
引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクの高まりが警戒されるものの、日経平均は前日に一時300円を超える下落となった反動もあり、朝方は小幅に上昇して始まった。
しかし、寄付き直後に付けた19829.88円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開のなか、前引けにかけてじりじりと上げ幅を縮めており、結局下げに転じている。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、過半数を占めている。
セクターでは、石油石炭、非鉄金属、化学が上昇する半面、保険、銀行、建設、証券が下落。
日経平均は自律反発をみせて始まったが、結局は前日終値を挟んでの攻防となっている。
もっとも、決算発表がピークを迎えているほか、連休前であるため、積極的な参加者は限られており、想定内のこう着といったところであろう。
とはいえ、資生堂 (T:4911)が強い動きをみせるなど、決算評価の流れもあるため、地合いはそれ程悪くないとみられる。
北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなるが、内需・ディフェンシブ系の好業績銘柄などには、物色資金が流入しやすいだろう。
(村瀬智一)