いちご (T:2337)は23日、グループ会社のテヌートと農業生産法人リコペルによる連携プロジェクトが、農林水産省による2017年度「農業界と経済界の連携による生産性向上モデル農業確立実証事業」に採択されたと発表した。 「農業界と経済界の連携による生産性向上モデル農業確立実証事業」は、意欲ある農業法人等と先端技術を有する経済界の企業等が連携して行う、低コスト生産技術体系の確立やICTを活用した効率的生産体系の構築、低コストの農業機械開発、農業経営における新しいビジネスモデルの開発などの生産性向上モデル農業の確立に向けた取組を支援するもの。
その事業により得られた成果を地域に広く普及することで、日本農業全体の競争力強化を図ることが同事業のねらいとなっている。
同プロジェクトはCO2施用と補光等の技術を組み合わせた新たな栽培システムの開発で、生産時期を調整可能な環境を人工的に作ることにより、果樹等の一般的な生産時期の端境期に合わせた生産を確立し、収益向上を図るもの。