■NY株式:ダウ80ドル高、FOMCが利上げを発表
13日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は80.63ドル高の24585.43、ナスダックは13.48ポイント高の6875.80で取引を終了した。
11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)が予想を下振れ、利上げペースが加速しないとの見方から買いが先行。
ハイテク株にも買い戻しが広がったほか、共和党上下院幹部で税制改革を巡る協議が法人税率を21%とすることで暫定合意に達したことが好感され堅調推移となった。
注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。
イエレン議長は、経済成長や雇用、労働情勢の堅調さが続くとの認識を示した一方で、18年の利上げ見通しは維持した。
当局者の多くが税制改革の実現によるGDPの緩やかな上昇を予想していることも明らかとなり、発表後も高値圏で推移したが、引けにかけて上げ幅を縮小した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で銀行やメディアが下落した。
光通信機器メーカーのフィニサー(FNSR)は携帯端末のアップル(AAPL)が3.9億ドルの投資を発表し、20%を超す大幅上昇。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)は今月15日に公開予定であるスターウォーズ最新作による業績拡大が予想され、堅調推移。
ハードディスクのウエスタン・デジタル(WDC)は東芝との和解が報じられ買われた。
一方で、長期金利の低下でゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融関連企業が軒並み売られた。
本日、OPEC(石油輸出国機構)は非加盟国の原油供給見通しを上方修正した。
これにより、減産による世界石油市場の再均衡化は18年終盤に後ろ倒しとなる見通し。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:2018年の金利見通し据え置きでドル反落
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円38銭から112円46銭まで下落し、112円55銭で引けた。
米国の11月消費者物価コア指数が予想外に低下したため、ドル売りが優勢となった。
その後、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を引き上げ、成長見通しを引き上げたものの、金利見通しが前回の水準に据え置かれたほか、2名のメンバーが利上げに反対を示したことが明らかになると、米債利回りが低下し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1730ドルから1.1832ドルまで上昇し、1.1826ドルで引けた。
ユーロ・円は、132円86銭から133円18銭のレンジで上下に振れた。
ポンド・ドルは、1.3324ドルから1.3427ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9929フランから0.9843フランまで下落した。
■NY原油:続伸で57.36ドル、中国における需要増の思惑も
NY原油先物1月限は続伸(NYMEX原油1月限終値:56.60 ↓0.54)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比-0.54ドルの56.60ドルで取引を終えた。
一時56.55ドルまで下落した。
米週次在庫統計でガソリン在庫は大幅に増加したことから製油所における需要減少の可能性が高まったことが要因。
原油在庫は予想以上に減少したが、材料視されなかったようだ。
これまでのところ、中東情勢の悪化を示す出来事は特に伝えられていないことも原油先物相場の上昇を抑制する一因となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.84ドル -0.48ドル(-1.64%)
モルガン・スタンレー(MS) 53.18ドル -0.67ドル(-1.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)255.56ドル -2.12ドル(-0.82%)
インテル(INTC) 43.34ドル +0.01ドル(+0.02%)
アップル(AAPL) 172.27ドル +0.57ドル(+0.33%)
アルファベット(GOOG) 1040.61ドル +0.13ドル(+0.01%)
フェイスブック(FB) 178.30ドル +1.34ドル(+0.76%)
キャタピラー(CAT) 148.57ドル +5.15ドル(+0.39%)
アルコア(AA) 41.86ドル -0.54ドル(-1.27%)
ウォルマート(WMT) 97.76ドル +1.06ドル(+1.10%)
スプリント(S) 5.89ドル +0.01ドル(+0.18%)
13日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は80.63ドル高の24585.43、ナスダックは13.48ポイント高の6875.80で取引を終了した。
11月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)が予想を下振れ、利上げペースが加速しないとの見方から買いが先行。
ハイテク株にも買い戻しが広がったほか、共和党上下院幹部で税制改革を巡る協議が法人税率を21%とすることで暫定合意に達したことが好感され堅調推移となった。
注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き上げられた。
イエレン議長は、経済成長や雇用、労働情勢の堅調さが続くとの認識を示した一方で、18年の利上げ見通しは維持した。
当局者の多くが税制改革の実現によるGDPの緩やかな上昇を予想していることも明らかとなり、発表後も高値圏で推移したが、引けにかけて上げ幅を縮小した。
セクター別では、耐久消費財・アパレルや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で銀行やメディアが下落した。
光通信機器メーカーのフィニサー(FNSR)は携帯端末のアップル(AAPL)が3.9億ドルの投資を発表し、20%を超す大幅上昇。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)は今月15日に公開予定であるスターウォーズ最新作による業績拡大が予想され、堅調推移。
ハードディスクのウエスタン・デジタル(WDC)は東芝との和解が報じられ買われた。
一方で、長期金利の低下でゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融関連企業が軒並み売られた。
本日、OPEC(石油輸出国機構)は非加盟国の原油供給見通しを上方修正した。
これにより、減産による世界石油市場の再均衡化は18年終盤に後ろ倒しとなる見通し。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:2018年の金利見通し据え置きでドル反落
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円38銭から112円46銭まで下落し、112円55銭で引けた。
米国の11月消費者物価コア指数が予想外に低下したため、ドル売りが優勢となった。
その後、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利を引き上げ、成長見通しを引き上げたものの、金利見通しが前回の水準に据え置かれたほか、2名のメンバーが利上げに反対を示したことが明らかになると、米債利回りが低下し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1730ドルから1.1832ドルまで上昇し、1.1826ドルで引けた。
ユーロ・円は、132円86銭から133円18銭のレンジで上下に振れた。
ポンド・ドルは、1.3324ドルから1.3427ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9929フランから0.9843フランまで下落した。
■NY原油:続伸で57.36ドル、中国における需要増の思惑も
NY原油先物1月限は続伸(NYMEX原油1月限終値:56.60 ↓0.54)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比-0.54ドルの56.60ドルで取引を終えた。
一時56.55ドルまで下落した。
米週次在庫統計でガソリン在庫は大幅に増加したことから製油所における需要減少の可能性が高まったことが要因。
原油在庫は予想以上に減少したが、材料視されなかったようだ。
これまでのところ、中東情勢の悪化を示す出来事は特に伝えられていないことも原油先物相場の上昇を抑制する一因となっている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 28.84ドル -0.48ドル(-1.64%)
モルガン・スタンレー(MS) 53.18ドル -0.67ドル(-1.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)255.56ドル -2.12ドル(-0.82%)
インテル(INTC) 43.34ドル +0.01ドル(+0.02%)
アップル(AAPL) 172.27ドル +0.57ドル(+0.33%)
アルファベット(GOOG) 1040.61ドル +0.13ドル(+0.01%)
フェイスブック(FB) 178.30ドル +1.34ドル(+0.76%)
キャタピラー(CAT) 148.57ドル +5.15ドル(+0.39%)
アルコア(AA) 41.86ドル -0.54ドル(-1.27%)
ウォルマート(WMT) 97.76ドル +1.06ドル(+1.10%)
スプリント(S) 5.89ドル +0.01ドル(+0.18%)