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14日の中国本土市場概況:上海総合0.5%高で3日続伸、素材セクターの上げ目立つ

発行済 2018-02-14 17:03
更新済 2018-02-14 17:33
14日の中国本土市場は値上がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比14.20ポイント(0.45%)高の3199.16ポイントと3日続伸した。
上海A株指数も上昇し、14.88ポイント(0.45%)高の3350.57ポイントで取引を終えた。


株式需給の改善が期待される。
現地メディアは13日、「上場企業の500社近くが2月以降に、大株主や経営陣による持ち株比率引き上げの公告を発表した」と報じた。
これより先、先週末の株価急落を受け、中国証券監督管理委員会が「口先介入」を行ったもよう——とも伝えられている。
また、中国人民銀行(中央銀行)は13日、金融政策ツールの「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、合計3930億人民元(約6兆7500億円)を市場供給。
これも引き続き材料視された。
指数は戻り待ちの売りにおされる場面がみられたものの、中盤から再び買いの勢いが増している。


業種別では、鉄鋼やセメント、非鉄の素材関連が高い。
宝山鋼鉄(600019/SH)と安徽海螺セメント(600585/SH)がそろって2.9%、洛陽モリブデン(603993/SH)が2.4%ずつ上昇した。
消費関連株も上げが目立つ。
スーパーマーケット大手の永輝超市(601933/SH)が4.0%高、白物家電最大手の青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が2.9%高で引けた。
自動車株、金融株、不動産株、バイオ医薬関連株などもしっかり。


外貨建てB株の相場も続伸。
上海B株指数が1.12ポイント(0.35%)高の324.02ポイント、深センB株指数が6.61ポイント(0.58%)高の1153.54ポイントで終了した。


なお、本土市場は春節(旧正月)で15~21日が休場となる。


【亜州IR】



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