レカム (T:3323)は19日、R・S（本社:大阪市北区）およびG・Sコミュニケーションズ（本社:兵庫県尼崎市）の株式を100%取得し、連結子会社化すると発表した。 子会社化する2社は、関西エリアを地盤としてデジタル複合機を中心とした情報通信機器の販売事業、インターネット回線取次事業、ホームページ作成事業、電力小売販売事業を行っている。
直販のみならず、代理店との関係性を構築したルート販売も行っていることが特徴だ。
また、オフィス系である情報通信機器の販売、飲食業の割合が多いホームページ制作、インターネット回線取次や電力の小売りなど、事業のバランスが良く分散が図れており、収益と安定性のバランスが取れている。
レカムは、2社と同様の事業を行っているが、取扱い商材や販売手法、顧客の属性が異なっているところがあるため、事業シナジーが大きく、また企業理念が近いことからグループ化がスムーズに進むと判断し、子会社化に至った。
また、レカムは、事業拡大を図るにあたり、西日本地域の直販営業網の強化を検討していた。
一方、2社としても同業の大手企業の傘下に入り、採用や商材、その他経営サポートを受けることにより、更なる成長が見込めること、独自で展開するより発展ができる企業を探索していたことも今回の子会社化を進める一因となったとしている。