以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年4月18日22時 に執筆
先日紹介したつみたてNISA制度に関して、内容を理解するきっかけになった金融庁主催のつみたてNISA Meetup (旧称 個人投資家との意見交換会)に参加したため、その様子をリポートする。
つみたてNISA Meetupは、安定的な資産形成を促進することを目的に、個人投資家を対象に意見交換会を、2017年4月より全国各地で開催しており、その内の1回に個人投資家として参加した。
ちなみに今年度4月だけでも5回開催と、かなりの力のいれようだ。
参加した会の構成は、3部構成になっており、1部が金融庁によるNISA(少額投資非課税制度)の紹介、2部が証券アナリストによる資産運用環境と資産形成アドバイス、3部が会場参加者との質疑応答だった。
1部は、金融庁からのつみたてNISA制度の紹介があったが、先日こちらで配信した記事と内容が同様であるため割愛させて頂く。
2部は、楽天証券 経済研究所客員研究員の山崎元氏が登壇され、資産運用環境の統計データを編集したグラフやチャートで分かりやすく説明したり、資産形成のアドバイスをしたりしていた。
その中で印象に残ったのが、投資信託(国内株式アクティブ運用)の信託報酬とパフォーマンスの相関関係で、過去10年間パフォーマンスを日経225(ETF)と比較したところ、アクティブ型の7割が日経225を下回っていた。
さらに、信託報酬が高い投資信託ほどパフォーマンスがマイナスになる傾向があり、全体の3割がリターンマイナスになっていた。
3部は、参加者から全般的な質問を受け付けていた。
会場には個人投資家だけでなく、金融機関社員等もいて、幅広い質問が寄せられていた。
ここで気になった質問が、若い世代への投資教育を金融庁としてどう推進するか。
この質問への答えは、協力機関とのセミナー開催やNISA特設ウェブサイトでの情報提供だったが、その中でも目を引いたのは今回のような意見交換会をキッズ向けに始めるというもの。
かなりの頻度でこれまで開催されているので、今後の活動の広がりに注目したい。
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執筆者名:アイデア投資家
ブログ名:アイデア投資家
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年4月18日22時 に執筆
先日紹介したつみたてNISA制度に関して、内容を理解するきっかけになった金融庁主催のつみたてNISA Meetup (旧称 個人投資家との意見交換会)に参加したため、その様子をリポートする。
つみたてNISA Meetupは、安定的な資産形成を促進することを目的に、個人投資家を対象に意見交換会を、2017年4月より全国各地で開催しており、その内の1回に個人投資家として参加した。
ちなみに今年度4月だけでも5回開催と、かなりの力のいれようだ。
参加した会の構成は、3部構成になっており、1部が金融庁によるNISA(少額投資非課税制度)の紹介、2部が証券アナリストによる資産運用環境と資産形成アドバイス、3部が会場参加者との質疑応答だった。
1部は、金融庁からのつみたてNISA制度の紹介があったが、先日こちらで配信した記事と内容が同様であるため割愛させて頂く。
2部は、楽天証券 経済研究所客員研究員の山崎元氏が登壇され、資産運用環境の統計データを編集したグラフやチャートで分かりやすく説明したり、資産形成のアドバイスをしたりしていた。
その中で印象に残ったのが、投資信託(国内株式アクティブ運用)の信託報酬とパフォーマンスの相関関係で、過去10年間パフォーマンスを日経225(ETF)と比較したところ、アクティブ型の7割が日経225を下回っていた。
さらに、信託報酬が高い投資信託ほどパフォーマンスがマイナスになる傾向があり、全体の3割がリターンマイナスになっていた。
3部は、参加者から全般的な質問を受け付けていた。
会場には個人投資家だけでなく、金融機関社員等もいて、幅広い質問が寄せられていた。
ここで気になった質問が、若い世代への投資教育を金融庁としてどう推進するか。
この質問への答えは、協力機関とのセミナー開催やNISA特設ウェブサイトでの情報提供だったが、その中でも目を引いたのは今回のような意見交換会をキッズ向けに始めるというもの。
かなりの頻度でこれまで開催されているので、今後の活動の広がりに注目したい。
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執筆者名:アイデア投資家
ブログ名:アイデア投資家