英国GDPが四半期ベースで0.7%の伸びを示したが、8月は0.0%との発表後、ポンドはドルに対して上昇分を削った。
GBP / USDは午後7時29分時点で0.02%高の1.3146となっているが、発表前の午後4時台には1.3185をつけていた。
国家統計局は、7月までの四半期の0.6%から8月までの四半期のGDPが0.7%に拡大したと発表した。
報告書によると、卸売業および小売業は、夏の天候が例年より暖かかったため、堅調な伸びを示したとのことだ。「夏場の暑い時期に小売、食料および飲料の生産、住宅建設が特に好調だったことから、弱い春の後に景気は堅調に回復した。しかし、長期的な成長は歴史的なトレンドに遅れをとり続けている」と国家統計局のGDP責任者であるRob Kent-Smith氏は述べた。
0.1%という予想を下回り、前月比のGDPは0.0%だったが、7月の結果は0.1%から0.4%に上方修正されている。国家統計局は、月次のデータは変動する可能性があり、修正の可能性があると警告している。
GDP発表後には、 EUR / GBP が 0.8732となり、ユーロに対してもわずかに上昇した。