日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#2JNI:>
終値 9668.96 (-72.71) 終値 9690 (-70)
寄り付き 9690.93 寄り付き 9690
安値/高値 9654.45─9743.46 安値/高値 9650─9750
出来高(万株) 255204 出来高(単位) 52230
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[東京 4日 ロイター] 東京株式市場で日経平均<.N225>は7営業日ぶりの反落と
なった。米株安を受けて売り先行となったが、9600円台半ばでは下げ渋り。市場では
「短期的な過熱感があり一服感が出たが、下値では押し目買い意欲もおう盛だ。市場セン
チメントは依然、強気に傾いている」(国内投信投資顧問)との声があがった。
東証1部騰落数は値上がり818銘柄に対して値下がり753銘柄、変わらずが130
銘柄だった。東証1部売買代金は1兆5707億円。
きょうの東京市場は、ほぼ終日、軟調もみあいで方向感に欠ける展開となった。来週
12日のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けた思惑的な売買が続いているという。
市場では「SQに向けて先物主導で揺さぶられる可能性もあり、注意が必要」(準大手証
券トレーダー)との声が出た。別の市場関係者は「先行きの見方が分かれ不透明さが強い
現在の相場の中で、大きくポジションを傾ける向きも少ない」(準大手証券トレーダー)
とみている。
日経平均は6営業日続伸後の調整となった半面、大きく下押すこともなく、市場では
「急ピッチでの上昇の反動で下落はしたが、基調は底堅い」(国内証券)との声が少なく
ない。明和証券シニア・マーケットアナリストの矢野正義氏は、東京市場が経済指標の数
字をよく見極めていると指摘。矢野氏は「3日に発表された5月の米ISM非製造業総合
指数や5月のADP全米雇用報告、きょうの朝に発表された国内の1─3月期法人企業統
計調査の結果は良くなかったが、これらは遅行指数だ。市場は先行きの景気回復期待で動
いている」と述べた。
業種別では、証券、パルプ・紙、保険、非鉄金属が堅調だった。海運、鉄鋼は軟調。
個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグル
ープ<8411.T>などの大手銀行株が総じて堅調だった。キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>、
トヨタ自動車<7203.T>などの主力株は売られた。
東芝<6502.T>が反落。東証1部の売買代金はトップとなった。4日から公募増資で株式
を取得した投資家の市場売却が可能になったことで、短期の利益確保を狙った投資家から
売りが出たという。
武田薬品工業<4502.T>がさえない。同社は4日、欧州における糖尿病治療薬について、
長期投与の追加臨床試験を開始し申請時期が後ずれする見込みと発表した。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)
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<.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑
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<.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑
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<.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑
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<.TOPX> TOPIX(東証株価指数)
<.TOPXC> TOPIX CORE30
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