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注目銘柄ダイジェスト(前場):フィルカンパニー、古河電工、すかいらーくなど

発行済 2018-12-07 12:06
更新済 2018-12-07 12:20
注目銘柄ダイジェスト(前場):フィルカンパニー、古河電工、すかいらーくなど

注目銘柄ダイジェスト(前場):フィルカンパニー、古河電工、すかいらーくなど


古河電工 (T:5801):2880円(-165円)
大幅続落。
カナダの司法省が中国のファーウェイCFOを逮捕したことに絡んで、野村證券では、ファーウェイは同社のITLAの主力販売先の一社と推定しており、仮に中国国内の5G投資に悪影響があるような事態になった場合、同社の光部品・電子デバイス事業の業績に何らかの悪影響が出る可能性があると指摘している。
警戒感が強まる形になっているもようだ。



SMS (T:2175):1805円(+46円)
大幅反発。
ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も2200円から2400円に引き上げている。
計画通り採用したコンサルタントの生産性が向上しているほか、カイポケも順調に推移しており、下期は前年比5割強の営業増益を予想としている。
一方で、株価は過去半年でTOPIXをアンダーパフォームしており、下期の業績回復を織り込んでいないとの評価。



マーケットE (T:3135):849円(+1円)
反発。
KDDI (T:9433)が提供する「au HOME」サービス拡充の一環として、マーケットエンタープライズの「高く売れるドットコム」による買取機能が追加されたと発表している。
アプリで一元管理された保有家電が不要になったり、買い換えたりする際、査定を申請できる。
査定額に同意すれば、買取サービスを利用して売却できる。
「au HOME」への機能追加が利益向上に貢献するとの期待から、買いが入っている。



すかいらーく (T:3197):1933円(+50円)
続伸。
前日に11月の月次動向を発表しいている。
既存店売上高は前年同月比0.7%増、前年と比較して祝日日数が少なかったマイナス影響はあるが、販促活動の強化、一部店舗でのフェアメニュー開始やキャンペーン効果などが奏効したもよう。
客単価は同1.2%低下したものの、客数が同1.9%増加した。
順調な販売動向を評価する動きが優勢になっている。



楽天 (T:4755):883円(+12円)
小幅反発。
今12月期売上収益が1兆円を突破する見通しと観測報道が伝わっている。
1990年以降に新規に立ち上げた日本企業で、売上高が1兆円に達するのは初めてとなるもよう。
また、営業利益も1700億円台となり前期比2割前後増える見込みとされている。
金融事業で個人向けの貸出金が伸びるようだ。
結婚情報サービス子会社売却による譲渡益計上もあるが、営業利益はコンセンサス水準をやや上回っているとみられる。



マクドナルド (T:2702):5080円(+20円)
大幅に反発。
11月の既存店売上高が前年同月比4.1%増になったと発表している。
36カ月連続のプラス。
伸び率は10月(1.0%増)から加速した。
客数は4.3%増、客単価は0.2%減だった。
11月は過去のアメリカンデラックスキャンペーンで人気のあった商品をアレンジして販売し、好評を得た。
サイドメニューでは「サクッとチキンスティック」を新たに登場させた。



国際帝石 (T:1605):1172円(-23円)
大幅続落。
原油相場の下落が嫌気されて同社をはじめ石油株が軟調な動きに。
前日のNY原油先物1月限は51.49ドルで前日比1.40ドル安、時間外取引を含めて50.08ドルまで下落している。
米週間在庫統計で原油在庫の減少幅は市場予想を上回ったものの、OPEC総会で減産について合意できなかったことが売り材料にされている。
サウジアラビアは大規模な減産を提案しているが、ロシアは減産を準備していないなどと伝わっている。



フィルカンパニー (T:3267):4430円(+370円)
大幅に3日ぶり反発。
18年11月期の請負受注スキームについて、速報ベースの受注高が40億6058万円(前期実績24億3486万円)、期末時点の受注残高が27億9320万円(前期末時点は15億3904万円)となり、いずれも過去最高を更新したと発表している。
駐車場(コインパーキング)上部の未利用空間を主に商業施設として活用する空中店舗フィル・パーク事業が好調に推移している。




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