4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円00銭から108円59銭まで上昇し、108円52銭で引けた。
予想を上回った米国の12月雇用統計に加えて、パウエルFRB議長が金融市場の動向や景気次第で、政策を速やかに修正する柔軟な姿勢を表明したことが投資家心理の改善につながり、株高、米債利回りの上昇に伴いドル買い、円売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1346ドルまで下落後、1.1418ドルまで上昇して1.1397ドルで引けた。
良好な米雇用統計を好感したドル買いが強まったのち、パウエル議長がタカ派色を弱めたためドル買いが後退。
ユーロ・円は、122円85銭から123円86銭まで上昇。
リスク選好の円売りが再燃した。
ポンド・ドルは、1.2617ドルから1.2745ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9908フランまで上昇後、0.9853フランまで反落。