22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円48銭から109円15銭まで下落したが、109円37銭で引けた。
12月の米中古住宅販売件数は予想を下回り3年ぶり低水準に落ち込んだため、米債利回り低下に伴いドル売りが優勢となった。
また、中国の成長減速で世界経済の成長見通しが悪化したほか、米中貿易協議が中止されるとの警戒感が強まりリスク回避の円買いが加速。
その後、クドロー国家経済会議(NEC)委員長が「ハイレベルでの米中協議が予定通り開催される」と話したことから、リスク回避の動きは後退した。
ユーロ・ドルは、1.1336ドルまで下落後、1.1374ドルまで上昇し、1.1360ドルで引けた。
ユーロ・円は、124円38銭から124円05銭まで下落。
リスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.2894ドルから1.2975ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9986フランへ上昇後、0.9964フランまで下落した。