米国株式相場は上昇。
ダウ平均は171.14ドル高の24575.62、ナスダックは5.41ポイント高の7025.77で取引を終了した。
主要企業の好決算が相次いでいることを好感して、反発して始まった。
世界経済の成長減速への懸念が根強いほか、29日に予定されている大統領による一般教書演説の中止(延期)を民主党が求めるなど、連邦政府機関の閉鎖で対立が続いていることが嫌気され一時下落に転じたものの、引けにかけて再び緩やかに上昇する展開となった。
セクター別では、家庭・パーソナル用品や電気通信サービスが上昇する一方で、自動車・自動車部品やエネルギーが軟調。
ITサービスのIBM( IBM (NYSE:IBM))は売上高及び一株利益ともアナリスト予想を上回る10−12月決算を発表し上昇。
機械関連複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)や家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)、メディア・通信のコムキャスト(CMCSA)なども好決算を発表して堅調推移となった。
一方で電気自動車のテスラ(TSLA)は、アナリストの目標株価引き下げやモデルS及びモデルXの生産ペースを引き下げたとの報道を受け下落。
オンライン小売のアマゾン(AMZN)は自社配送を拡充しており、自社配送コストとの比較の観点から宅配便のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)やフェデックス(FDX)に対して配送料の値下げを迫っている模様。
Horiko Capital Management LLC