15日の米国長期債相場は、やや上値の重い展開。
米中貿易交渉が合意に向けて進展したことや米国政府機関閉鎖が回避されたため、リスク回避的な動きが軟化した。
ただ、米国市場が3連休となることや週末という要因もあり、方向感の乏しい展開となった。
米国政府機関閉鎖が回避されたためトランプ米大統領は米中貿易協議で合意に「かなり近づいた」と楽観的見解を示し、状況次第では3月1日の交渉期限を延期する可能性も再表明した。
また、もし貿易協定で合意した場合、対中追加関税を撤廃するとした。
2年債利回りは2.51%(前日比:+2bp)、10年債利回りは2.66%(同比:+1bp)、30年債利回りは2.99%(同比:-1bp)で取引を終えた。