18日の米ドルは小幅安となっており、中国人民元は対ドルで上昇した。米中貿易交渉の進展により、投資家のリスク選好が高まった。
先週北京で行われた米中貿易協議での議論に区切りをつけ、今週はワシントンで協議が行われる。
15日にドナルド・トランプ米大統領は、貿易協議を「とても複雑」と述べたものの、両国は貿易協議における進展を度々報告してきた。
日本時間13時52分時点で、米ドル/人民元は0.2%安の6.7547となっている。
一方、20日はFRBが1月のFOMC議事録を公表することが予定されている。先月のFOMCでは、金利は据え置かれ、FRBがハト派的なスタンスに傾いたことを示した。
ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁(NYSE:WMB)、セントルイス連銀のジェームズ・ブラード総裁、ランダル・クォールズFRB副議長、リチャード・クラリダFRB副議長は、今週末の米金融政策フォーラムで発言する予定である。.
米ドルインデックスは0.1%安の96.610となっている。
15日、サンフランシスコ連銀のメアリー・デーリー総裁は、2019年の利上げが延期される可能性を示唆し、米ドルは下落した。米ドルは2週連続で下落し、年初来1.7%安となっている。
他方、豪ドル/米ドルは0.2%高の0.7151となっている。19日、オーストラリア準備銀行は金融政策議事録を公表する予定である。
米ドル/日本円は0.1%高の110.53となっている。