20日の日経平均は3日続伸した。
昨年12月17日安値と翌18日高値で形成するマド(21330.36-21363.67円)を完全に埋め、節目の21500円に迫る21494.85円まで買い進まれる場面もあった。
ローソク足は陽線を引き、3日連続で5日線を割り込むことなく推移したほか、25日線や75日線も上向きを続け、強地合いの継続を示唆する形となった。
一目均衡表では、日々線は雲上限との上方乖離幅をさらに拡大。
転換線と基準線はともに上向きを続けて上昇トレンドを裏付けた。
ボリンジャーバンドでは、3日連続で終値が+2σを超過し、上値追いの継続を示唆している。
各バンド間の幅が拡大しているため、今後は上下いずれの方向にも日中の値幅が大きくなる可能性が出てきたことに留意したい。
RSI(9日ベース)は61.30%から63.10%へ小幅上昇。
依然として過熱圏入りの目安とされる80%圏を下回っており、日経平均の上値余地はまだ大きいようだ。