インターネット大手の騰訊(テンセント)が初めて外部に公表した過去の投資データによると、同社がこの11年間に投資した企業は700社で、そのうち63社が上場した。2018年に新規株式公開(IPO)を果たした投資先企業は16社で過去最多となった。騰訊はこれまで、文化・娯楽、ゲーム、スポーツ、医療・健康、ハードウエア、電子商取引、教育、金融、自動車・交通、物流、地域生活などの分野に投資。現在は、医療分野などの産業インターネットの展開を強化している。同社の劉熾(し)平総裁は「投資によって、わが社はプラットフォーム業務に専念でき、同業務が強力になれば提携先により良いサービスを提供できる」と述べた。