28日のマザーズ先物は前日比28.0pt安の908.0ptと大幅に反落して終了した。
高値は934.0pt、安値は908.0pt、取引高は2160枚。
本日のマザーズ先物は、前日の米国株の下落や日経平均の反落を背景に個人投資家のマインドも萎縮し、売りが先行して始まった。
また、今月中旬からほぼ一本調子で上昇し、マザーズ先物は9%超も値を上げていたこともあり、当面の利益を確保する動きが強まった。
マザーズ市場でも先駆したバイオ関連株などを中心に値を下げる銘柄が増加したほか、日本時間の夕方から始まる米朝首脳会談後のトランプ米大統領の記者会見を見極めたいとの思惑があることも買い見送り要因につながった。
ただ、値動きの軽い低位株やIPO銘柄などには引き続き個人投資家の値幅取り動きが活発化しており、全般は底堅い展開となり、心理的な節目の900ptを割り込むことはなかった。
本日マザーズ市場に新規上場したスマレジ (T:4431)は公開価格の約2.35倍となる3225円、フロンティアインターナショナル (T:7050)の初値は公開価格を約12.6%上回る2715円でともに好スタートを切った。