4日のマザーズ先物は前日比16.0pt高の941.0ptと大幅に続伸して終了した。
高値は943.0pt、安値は935.0pt、取引高は2156枚。
本日のマザーズ先物は、先週末の米国株の上昇や米中貿易協議の進展期待から投資家心理が改善し、マザーズ先物にも買いが継続した。
先週末の米国株が3ケタの上昇となったほか、米メディアが「トランプ米大統領と習近平中国国家主席が貿易摩擦を巡って今月27日ごろに会談し、合意する可能性がある」と報じたことなどから、市場では「米中貿易交渉の進展期待が高まった」との声が聞かれ、リスクオンの動きとなった。
また、為替相場が一時1ドル=112円台へと円安が進んだことも支援要因となった。
個別でもメルカリ (T:4385)やミクシィ (T:2121)といった時価総額上位銘柄が値を上げたほか、サンバイオ (T:4592)やアンジェス (T:4563)といったバイオ関連株人気を継続していることもマザーズ先物高に寄与したとみられる。
このほか、本日のマザーズ市場では、上値めどとみられた75日線を突破したライトアップ (T:6580)がストップ高まで買われ、直近IPO銘柄の識学 (T:7049)やフロンティアI (T:7050)も大幅に続伸した。