6日の米国市場では、NYダウが133.17ドル安の25673.46、ナスダック総合指数が70.44pt安の7505.92と下落し、シカゴ日経225先物は大阪比45円安の21545円と小幅安。
7日早朝の為替は1ドル=111円70銭台と、6日午後3時時点とほぼ同水準。
本日の東京市場は前日の米株下落を嫌気し、売りが先行しよう。
米金利低下を嫌気して銀行など金融株の下落が予想されるほか、情報通信、電子部品など主力セクターもさえない展開が予想される。
先物・オプション3月きりの特別清算指数(SQ)算出を8日に控えているため、心理的な節目の21500円を下回ると、オプション絡みの売りで先物やファーストリテ (T:9983)など日経平均の高構成比銘柄の下げ幅が拡大する可能性がある点に留意したい。
ただ、円相場がほぼ横ばいを保っているため、投資意欲は衰えていないとみられ、マザーズなど新興株の値動きの軽い銘柄が人気を集めよう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたマネーフォワード (T:3994)、日本新薬 (T:4516)、島津製作所 (T:7701)、上組 (T:9364)、光通信 (T:9435)、ミスミG本社 (T:9962)などに注目。