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ユーロ週間見通し:もみ合いか、ユーロ圏経済悪化を意識した円買いは限定的

発行済 2019-04-20 14:47
更新済 2019-04-20 15:01
© Reuters.  ユーロ週間見通し:もみ合いか、ユーロ圏経済悪化を意識した円買いは限定的

■弱含み、ユーロ圏の景況感悪化を嫌気したユーロ売り先週のユーロ・ドルは弱含み。

中国の1-3月期国内総生産(GDP)、3月鉱工業生産、3月小売売上高が予想を上回ったことでユーロ買いが先行したが、ドイツとユーロ圏の4月製造業PMI速報値の下振れが懸念され、ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

取引レンジ:1.1226ドル-1.1324ドル。

■下げ渋りか、米金融緩和への思惑残る今週・来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。

ユーロ圏消費者信頼感やドイツIFO企業景況感の悪化で欧州中央銀行(ECB)の一段の緩和政策への思惑から、目先的にはユーロ売りに振れやすい。

ただ、年内米利上げの可能性はゼロのなくなりつつあり、新たなユーロ売り材料が提供されない場合、リスク回避的なユーロ売りがさらに広がる可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1100ドル−1.1350ドル■弱含み、ドイツ経済の減速を警戒したユーロ売りも先週のユーロ・円は弱含み。

ドイツとユーロ圏の4月製造業PMI速報値は市場予想を下回ったことが要因。

米ドル・円相場に大きな動きはなかったが、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが一時活発となった関係でユーロ・円は一時125円65銭まで売られる場面があった。

取引レンジ:125円65銭−126円81銭。

■もみ合いか、ユーロ圏経済悪化を意識した円買いは限定的今週・来週のユーロ・円はもみ合いか。

直近のドイツやユーロ圏の製造業PMIは景気判断の節目である50を割り込んでおり、景気減速懸念でユーロ売りに振れやすい。

ただし、中国経済悪化への懸念は後退しており、リスク回避的な円買いが大きく広がる展開は想定しにくい。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・30日:1−3月期域内総生産速報値(10-12月期:前年比+1.1%)予想レンジ:124円50銭−127円00銭

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