40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、週末の米GDPを見極め

発行済 2019-04-23 17:25
更新済 2019-04-23 17:41
欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、週末の米GDPを見極め

23日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開を予想したい。

10連休などを控えた国内実需筋らのドル売りでアジア市場では失速したが、ドルの押し目買いなどで持ち直す見通し。

ただ、週末に発表される米国内総生産(GDP)を見極めようと、積極的なドル買いは見込みにくい。

前日の海外市場で、米国の3月のシカゴ連銀全米活動指数や中古住宅販売件数が予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)によるハト派寄りの政策スタンスの見通しを修正する手がかりは得られなかった。

そのため、ドルは買いづらい展開となったが、欧州市場などの休場でドル売りは小幅にとどまった。

また、NY株式市場はダウが下落したものの、ナスダックが8000台を回復して終了。

本日の日本株高につながっており、ナスダックの続伸を見込んでドル・円は111円台では押し目買いが続きそうだ。

この後の海外市場は、イースター休暇による連休を終え本格取引が再開する。

ドル・円は前週の取引レンジ下限を一時下抜けたものの、年初来高値(112円17銭)付近まで持ち直すとの見方は少なくない。

ある市場筋はドル・円について111円と113円の「どちらを目指す展開となってもおかしくない」との見方を示す。

23日は米国の住宅価格指数など経済指標が堅調となれば利下げへの思惑を背景としたドル売りは後退しよう。

ただ、足元の指標はまちまちで、市場の景気認識は一致していない。

そのため、今週末のGDPを見極めようと積極的なドル買いは想定しにくい。

(吉池 威)【今日の欧米市場の予定】・22:00 米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.5%、1月:+0.6%)・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:64.9万戸、2月:66.7万戸)・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業景況指数(予想:10、3月:10)・23:00 ユーロ圏・4月消費者信頼感指数速報値(予想:-7.0、3月:-7.2)・02:00 米財務省2年債入札(400億ドル)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます