7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円51銭から107円88銭まで下落し108円19銭に戻して引けた。
米5月雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想外に10万人を割り込んだほか、賃金の伸びが予想を下回ったため早期の利下げ観測を受けたドル売りが優勢となった。
その後、トランプ大統領の発言を受けて米国による対メキシコ関税が回避されるとの期待感を受けた株高に連れてリスク選好の円売りが再燃し下値を支えた。
ユーロ・ドルは、1.1270ドルから1.1348ドルまで上昇し、1.1334ドルで引けた。
ユーロ・円は、122円13銭から122円72銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2707ドルから1.2763ドルまで上昇した。
ドル・スイスは、0.9932フランから0.9859フランまで下落した。