20日の米国市場では、NYダウが249.17ドル高の26753.17、ナスダック総合指数が64.02pt高の8051.34と大幅に上昇。
シカゴ日経225先物は大阪日中比30円高の21430円。
21日早朝の為替は1ドル=107円30銭台と、20日大引け時点に比べてやや円高。
本日の東京市場は米国株の大幅上昇を好感し、ソフトバンクG (T:9984)やKDDI (T:9433)といった情報通信株などの買いが予想される。
昨日に値上がりした東エレク (T:8035)、太陽誘電 (T:6976)など電子部品株は米株高と円高進行の綱引きとなって上値が限られ、自動車株は円高を嫌気した売りが先行しそうだ。
一方で、米10年債利回りが節目の2%を一時割り込むなど利下げを織り込んだ米金利低下が進行しており、三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)など大手銀行株もさえない動きを強いられよう。
一方で、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日ハム (T:2282)、ゼオン (T:4205)、大正製薬ホールディングス (T:4581)、日立 (T:6501)、三井E&Sホールディングス (T:7003)、レオパレス21 (T:8848)などに注目。