24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円54銭まで上昇後、107円25銭まで反落し、107円30銭で引けた。
米5月シカゴ連銀全米活動指数が予想を上回ったほか、米国株式の動向を意識してドル買い・円売りが優勢となった。
その後、米中貿易協議への根強い不透明感がくすぶったほか、米国が対イラン追加制裁を発表し地政学的リスクの上昇を受けてリスク回避の円買いが観測された。
米6月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に3年ぶり低水準に落ち込んだことも嫌気されたようだ。
ユーロ・ドルは、1.1379ドルから1.1404ドルまで上昇し、1.1398ドルで引けた。
米国の利下げ観測を受けたドル売りが続いた。
ユーロ・円は、122円40銭まで上昇後、122円22銭まで反落。
ポンド・ドルは、1.2758ドルから1.2708ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9756フランから0.9710フランまで下落した。