40%引きでご購読
🚨 市場は下げています。割安株の出番です今すぐ株式を見つける

前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易協議再開、ファーウェイ取引容認を好材料視

発行済 2019-07-01 08:34
更新済 2019-07-01 08:41
© Reuters.  前場に注目すべき3つのポイント~米中貿易協議再開、ファーウェイ取引容認を好材料視

1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:米中貿易協議再開、ファーウェイ取引容認を好材料視■前場の注目材料:日本オラクル、売上・利益いずれもコンセンサスを若干上回る■トヨタ、インドネシアでEV開発、4年で20億ドル投資■米中貿易協議再開、ファーウェイ取引容認を好材料視1日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。

注目された米中首脳会談では、想定されていたものの、5月から途絶えている貿易協議の再開で合意した。

また、ファーウェイに米国製品を売ることを認めていきたいと態度を軟化させており、安全保障上の問題がないところは装備や設備を売ってもいいとの考えを示している。

半導体関連などはファーウェイ問題によって業績への影響が警戒されていただけに、買い戻しの流れが強まりそうである。

円相場は1ドル108円台前半と円安に振れて推移していることも安心感につながる。

石油輸出国機構(OPEC)総会が1日に開催予定である。

また、ロシアなどOPEC非加盟の主要産油国との合同会合は7月2日に開く。

プーチン大統領は、G20でサウジアラビアのムハンマド皇太子との会談を行い、OPECとロシアなど非加盟の産油国が取り組む原油の協調減産を7月以降も続けることで合意したと明らかにしており、会合での協調減産の決定が見込まれ、原油相場の安定も安心感につながるだろう。

ただし、G20通過後で日本が最初の市場反応になるため、買い一巡後はグローベックスの米株先物の値動きなどを睨みながらの相場展開になりやすいだろう。

日本主導で上昇をけん引するとは考えづらく、短期筋のショートカバー一巡後はやや手掛けづらさも意識されてくる可能性はありそうだ。

積極的なロングポジションも積み上がりづらく、先物主導のインデックス売買次第といったところか。

また、週半ば以降は米雇用統計のほか、4日は米独立記念日で休場となるほか、前日の3日は短縮取引となることもあり、海外勢のフローは限られる。

引き続き商いが膨らみづらい需給状況でもあるため、インデックス売買の影響を受けやすいところである。

その他、翌週にはETFの決算日である分配金支払基準日を迎えるため、配当金捻出の為のキャッシュ作りの売り需要が想定されている。

こういった需給要因も次第に警戒されてくると考えられるため、積極的な上値追いが限られそうだ。

なお、テクニカル面では、日経平均は25日線と75日線でのもち合いが続いているが、上値抵抗の75日線をギャップスタートで超えてくることが見込まれる。

5月の大型連休後の調整で空けたマド(21639円-21875円)の下限レベルをまず目指したいところであろう。

■日本オラクル、売上・利益いずれもコンセンサスを若干上回る日本オラクル (T:4716)が28日発表した2019年5月期決算は、売上高が前期比9%増の2023億円、営業利益は11%増の623億円だった。

企業のデータ活用需要が拡大しており、流通業を中心にデータベース関連ソフトのライセンス契約が伸びた。

売上・利益いずれもコンセンサスを若干上回る。

■前場の注目材料・NYダウは上昇(26599.96、+73.38)・ナスダック総合指数は上昇(8006.24、+38.49)・シカゴ日経225先物は上昇(21305、大阪比+85)・1ドル108円10-20銭・SOX指数は上昇(1458.96、+2.06)・VIX指数は低下(15.08、-0.74)・日銀のETF購入・日銀追加金融緩和への期待・米早期利下げ観測・株安局面での自社株買い・トヨタ (T:7203)インドネシアでEV開発、4年で20億ドル投資・NTT (T:9432)北大など、農機自動運転に5G活用、岩見沢市で実証・デンヨー (T:6517)トヨタと共同、燃料電池式発電装置・電源車開発・大日塗 (T:4611)中国・浙江省に新工場、年産能力最大4000トン・東ソー (T:4042)高性能触媒を開発、塩ビモノマー製造向け☆前場のイベントスケジュール・10:45 中・6月財新製造業PMI(予想:50.1、5月:50.2)

<SF>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます