任天堂 (T:7974)：41450円（+1450円）大幅反発。
携帯専用機「Nintendo Switch Lite」の発売決定を前日に発表している。
8月30日より予約を開始、発売日は9月20日となるもよう。
発売日は想定よりも早いタイミングとの見方が優勢であるほか、ここまで期待感も反映されておらず、ポジティブな反応が先行している。
クリスマス商戦期の需要を強く獲得できるとの期待感が高まる形に。
なお、今後も新タイトルローンチなど短期的なカタリストも多いと捉えられている。
サイゼリヤ (T:7581)：2644円（+194円）急伸で年初来高値更新。
前日に発表した第3四半期決算が好感されている。
累計営業利益は65.5億円で前年同期比2.0％増益、上半期は従来予想下振れの35.1億円、同5.7％減益であったため、3-5月期の収益回復で増益転換を果たす形になっている。
足元で既存店売上高は一段と回復傾向を増していることもあって、通期予想の91.0億円、前期比5.3％増益達成の確度も高まる状況とみられる。
シダックス (T:4837)：241円（-7円）大幅に6日続落。
20年3月期の営業利益予想を15.70億円（前期実績17.39億円）と発表している。
組織・人材の補強費用や役職員に支給する経営改革推進一時金が利益を圧迫する見込み。
金融機関と締結しているシンジケートローン契約の財務制限条項「営業損益21.5億円以上」に抵触するおそれがあるが、早期返済する方向で協議しており、新たな借り入れの財務制限条項は予想を下回る水準に設定される見込み。
年間配当予想は無配（同無配）。
ジャストプラ (T:4287)：563円（+28円）大幅に5日続伸。
ファジアーノ岡山スポーツクラブ（岡山市）が運営するJリーグチーム、ファジアーノ岡山のホームスタジアム（シティライトスタジアム）でスマートフォンオーダーシステム「Putmenu」の運用を21日から開始すると発表している。
スタジアムグルメ「ファジフーズ」は各テントに集中する傾向があり、機会損失が発生していたという。
Putmenu導入により、会場内でスマホによる注文や料理完成の通知が可能になる。
DMG森精機 (T:6141)：1605円（-168円）急落。
千代田化工建設 (T:6366)の日経平均除外に伴う新規採用候補として有力視されてきたが、採用見送りを受けて失望感が強まる展開になっている。
各社ともに同社を採用候補と位置づけており、最初のSMBC日興証券のレポート前の水準から株価は一時20％の上昇率となっていた。
なお、同社に続く採用候補とされていた熊谷組 (T:1861)も本日は売り優勢の展開に。
ヘリオス (T:4593)：1563円（-148円）急落。
ニコン (T:7731)との業務・資本提携を拡大すると発表している。
ニコンの細胞受託製造業務の推進などで協力する。
また、ニコンを割当先に新たに無担保転換社債型新株予約権付社債40個（潜在株式数196万3672株）を発行する。
このほか海外募集による新株194万8100株の発行と22年満期のユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債の発行を公表しており、株式価値の希薄化懸念から売りが広がっている。
バンナムHD (T:7832)：6190円（ - ）ストップ高買い気配。
千代田化工建設 (T:6366)の2部指定替えに伴う日経平均除外に伴い、前日には日経平均の臨時銘柄入れ替えが発表されている。
新規採用となった同社には今後の需給インパクトが期待される展開になっている。
大和証券の試算では、インデックスファンドによる2680万株の買い需要が発生し、約45日分の買いインパクトとなるもよう。
期待感は反映されていなかったとみられ、比較的サプライズが強まる状況に。