参院選が21日、投開票される。改選数は124議席(選挙区74、比例代表50)。今回の選挙後の定数は245(2022年の次回参院選を経て248になる予定)で、過半数は123。憲法改正の国会発議に必要な3分の2(164)以上の議席を、自民、公明両党が、改憲に前向きな日本維新の会などを加えて維持できるかが焦点だが、産経新聞社とFNNによる中盤情勢調査では、改憲勢力が3分の2に届かない可能性も出ている。10月の消費税率10%への引き上げ、「老後資金2000万円問題」で浮上した年金制度の在り方も争点だ。18日には2019年上半期と6月の貿易統計、19日には6月の消費者物価指数がそれぞれ発表される。