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マザーズ先物概況:売り買い交錯で前日比横ばい

発行済 2019-08-01 16:04
更新済 2019-08-01 16:21
© Reuters.  マザーズ先物概況:売り買い交錯で前日比横ばい

1日のマザーズ先物は前日比変わらずの889.0ptで終了した。

高値は890.0pt、安値は880.0pt、取引高は1175枚。

本日のマザーズ先物は、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が追加利下げを示唆しないような発言をしたため、31日の米国株が大幅下落し、日経平均も一時前日比200円超下落したことから、リスク回避の売りマザーズ先物にも波及し、一時前日比9.0pt安の880.0ptまで下落した。

ただ、追加利下げ観測の後退から、日米金利差が縮小するとの思惑が広がり、為替市場で円安が進んだことから、テクノロジー関連銘柄に買い戻しや押し目買いが散見され、マザーズ先物にもプラスに影響した。

主要企業の4-6月期決算発表は峠を越えたものの、新興市場では今後本格的に始まる。

重要イベントを通過し新規材料に乏しいなかでは、「決算の内容を見極めながらの展開にならざるを得ない」との声が聞かれ、今しばらく狭い値幅での動きになりそうだ。

本日のマザーズ市場は、5日線を上抜けたことからホープ (T:6195)が前日比211円(+8.48%)高の2700円と大幅に反発し、ユーザローカル (T:3984)も前日比295円(+8.03%)高の3970円と大幅に続伸した。

一方、5日線を大きく下抜けたファンデリー (T:3137)が前日比148円(-10.06%)安の1323円と大幅に続落し、第1四半期の営業利益が大幅な減益となったUNITED (T:2497)は前日比114円(-8.06%)安の1300円と大幅安となった。

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