【ブラジル】ボベスパ指数 102782.4 +0.61%7日のブラジル市場は続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比618.7ポイント高(+0.61%)の102782.4で取引を終えた。
100476.1から102784.2まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。
構造改革の前進期待が支援材料。
ジャイール・ボルソナーロ大統領は7日、年金改革案について、下院で可決されるとの見方を示し、まもなく上院に提出されると発言した。
一方、世界的な景気減速懸念の高まりなどが指数の上値を押さえた。
【ロシア】MICEX指数 2674.98 -0.31%7日のロシア株式市場は小反落。
主要指標のMOEX指数は前日比8.37ポイント安(-0.31%)の2674.98で取引を終了した。
2696.53から2666.41まで下落した。
中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。
原油価格の下落が圧迫材料。
また、世界的な景気減速懸念の強まりや国内の景気伸び鈍化懸念なども嫌気された。
発表によると、4-6月期の国内の設備投資が前期からほぼ横ばいになるという。
政府投資の減少が足かせになったと説明された。
【インド】SENSEX指数 36690.50 -0.77%7日のインドSENSEX指数は小反落。
前日比286.35ポイント安(-0.77%)の36690.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.75ポイント安(-0.85%)の10855.50で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。
景気の減速懸念が高まっていることが指数の足かせとなった。
インド応用経済研究(NCAER)は最新リポートで、2019年度のインド成長率が前年度の6.8%から6.2%に鈍化するとの見方を示した。
農業セクターの成長が横ばいになると予測されている。
また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2768.68 -0.32%7日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比8.88ポイント安(-0.32%)の2768.68ポイントと6日続落した。
約5カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
米中対立の警戒感が持続。
米財務省は5日、経済制裁対象の「為替操作国」に中国を指定した。
中国人民銀行(中央銀行)は7日朝方、人民元の対米ドル基準値を6.9996人民元と2008年5月以来の元安水準に設定。
この日の上海外国為替市場では、再び元安の動きが加速し、今週5日の元安水準を上回って下落している。
国家隊の買い支え期待などで、後場に入りプラス圏で推移していたものの、引けにかけて売りが再び優勢となった。