週明け12日の米国市場は、NYダウが391.00ドル安の25896.44、ナスダック総合指数が95.73pt安の7863.41と急落し、シカゴ日経225先物も大阪日中比385円安の20265円と大幅安。
13日早朝の為替は1ドル=105円20-30銭と、先週末9日大引け時点より60銭近い円高。
本日の東京市場は貿易問題をめぐる米中対立を背景とした米ダウやナスダック総合指数の大幅続落を反映し、東エレク (T:8035)や太陽誘電 (T:6976)、村田製 (T:6981)といった電子部品株やキーエンス (T:6861)、ファナック (T:6954)などの設備投資関連株、トヨタ (T:7203)をはじめとする自動車株が軒並み売られ、全面安が予想される。
全般売り優勢の中、4-6月期で増益を確保したエア・ウォーター (T:4088)、上組 (T:9364)、サンドラッグ (T:9989)などの個別物色は活発化しそうだが、決算発表自体はほぼ一段落しており、少数の好業績銘柄の逆行高にとどまろう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたイビデン (T:4062)、大塚HD (T:4578)、富士フイルム (T:4901)、アシックス (T:7936)、JR西日本 (T:9021)、セコム (T:9735)などに注目。