週明け2日の米国市場は休場。
大阪夜間取引の日経225先物は日中比40円安の20550円。
3日早朝の為替は1ドル=106円10-20銭と昨日大引け時点とほぼ同水準。
本日の東京市場はZOZO (T:3092)、楽天 (T:4755)、KLab (T:3656)といった流動性の高い内需銘柄が幕間つなぎ的に物色されよう。
中国商務省が2日夜、米国が1100億ドル分の中国製品に1日から15%の追加関税をかけた措置に対して世界貿易機関(WTO)に提訴すると発表し、改めて米中貿易摩擦への懸念が高まってきている。
こうした要因もあり、前日に買われた東エレク (T:8035)、アドバンテスト (T:6857)、SUMCO (T:3436)など半導体関連株は時間外取引での米株先物高やアジア株の堅調さなどが確認されなければ、いったんは利食い売りに押される展開となりそうだ。
欧州での利下げ観測の強まりから三菱UFJ (T:8306)をはじめとする大手金融株に対しても買いの手が出にくく、さえない動きが予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコムシスHD (T:1721)、アステラス薬 (T:4503)、大塚商会 (T:4768)、ルネサス (T:6723)、ヒロセ電機 (T:6806)、レーザーテック、メディパル (T:7459)などに注目。