6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円03銭から106円62銭まで下落して106円90銭で引けた。
米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る伸びにとどまったほか、パウエルFRB議長が追加利下げの可能性を示唆したため米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
しかし、同時に賃金が予想以上の伸びとなったためドル売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.1022ドルから1.1057ドルのレンジで上下に振れた。
ユーロ・円は、118円06銭から117円82銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2337ドルから1.2280ドルまで下落した。
英国の欧州連合(EU)離脱への不透明感も根強くポンド買いが続かず上値を抑制した。
ドル・スイスは、0.9912フランから0.9860フランまで下落。